- 入社のきっかけは?
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もともと島根県内の他の企業で地盤改良の仕事をしていたのですが、もっと規模の大きな仕事をしたいという想いから転職を決意しました。大福工業は会社や仕事の規模感も大きく、案件数も多いため様々な経験ができ、技術者として非常に面白いですね。
経験者採用だったので転職後はすぐに現場を任せてもらい、県内外の様々な場所で仕事をしています。
- 環境部の事業内容を教えてください。
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環境部には私が担当している地盤改良・土質改良の他に、「コンクリートリサイクル事業」や「ウォータージェット事業」という超高圧の水で鉄筋を傷めずにコンクリート表面の洗浄や斫りなどを行う県内でも珍しい事業を行っています。私の所属は土質改良課ですが、現場作業が無い日はコンクリートリサイクル事業の手伝いもしますよ。課を超えて協力し合うことは大福工業では珍しくありませんね。
- 土質改良とはどんな仕事ですか?
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弱い地盤や崩れやすい土質の上に建物や構造物を建てると地盤沈下の恐れがあり大変危険です。そのため、土にコンクリートを混ぜて土質の改良をしたり、地盤の補強をして安全に建設などができる地盤づくりをすることが私たちの役目です。
仕事の流れとしては、元請けの会社から、別の下請け会社に地盤調査の依頼があり、その調査結果をもとに私たちが地盤改良の計画を立て、作業を行うというのが一般的ですね。どのぐらいの深さまで地盤を改良するかで、工法も使う機械も変わります。
- 仕事の面白さ、やりがいは?
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土質改良には特殊な重機が必要となるため、県内はもちろん、全国的にも対応できる企業は限られます。そのため県外の現場を担当する機会もあり、遠いところでは鹿児島県に一ヶ月ほど行っていたこともあります。工法によって異なりますが現場には2人~3人で派遣されることが多く、限られた期間で確実に業務を完了させなければその後の工事に影響が出るので、計画性とチームワークが重要になります。
山を掘削し泥や土を混ぜて転圧して、盛り土を作り整えていくのですが、同じ現場は一つとしてないので難しくもあり面白いですね。ゆるい地盤に重機がはまって動けなくなったこともありましたよ(笑)。そういった困難な現場でもチームで意見を出し合ってどうすれば上手くいくのかを考えることもやりがいの一つだと思います。
土質改良はその上に作られる道路やトンネルを支える大切な工程で、なくてはならないものなので、責任があると同時に大きなやりがいを感じられる仕事です。